2026/02/27 23:22

ふわふわ


あなたがそばで眠る、ただそれだけで、
どうしてこんなに、胸の奥が熱くなるのだろう。

一人きりで涙をこらえた夜、
あなたは何も聞かずにそっと寄り添い、
その小さな温もりを、私に預けてくれた。

「もう大丈夫だよ」と伝えるように、
静かな喉の鳴らし音が、傷ついた心を包み込む。

あなたのその「ふわふわ」にそっと触れるとき、
冷え切った世界に、優しい光が灯るのだ。

私よりもずっと足早に過ぎていく、あなたの時間。
その限りある命を惜しみなく使って、
あなたは私に、無償の愛を教えてくれる。

この両手に収まる、愛おしくて尊い命。
どうか一日でも長く、この腕のなかに。

ありがとう。
今日も、世界でいちばん優しい「ふわふわ」を抱きしめて、
私は、あなたの穏やかな明日を祈るのだ。